変幻自在×今村雪乃 アーティストインタビューVol.12

変幻自在 × 今村雪乃 アーティストインタビューVol.12

横浜ViaggioアーティストインタビューVol.12にて、女優・モデルとして活躍中の今村雪乃さんにお話を伺いました。当インタビュー記事は、前編(当記事)を横浜Viaggio に、後編を AnimatoMusicArtsサイトに掲載しております。

 

AnimatoMusicartsサイト ヘンゲンジザイ × イマムラユキノ  アーティストインタビューVol.12 女優・モデル 今村雪乃 インタビューは、下記リンクにて、ご覧いただけます。img_2283

http://animato-musicarts.net/imamurayukino/2016/11

 

【プロフィール】

今村雪乃 女優・モデル

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出演歴 映画

鶴岡慧子監督 「うつろいの標本箱」岡田日奈子役(2016.10)
LOTTE SWEET FILMS「class work」真弓役 榊原有佑監督(2014短編)
「よりよい明日」ヒロイン柏木恵里役 吉行良介監督(2012)
にほんのうたフィルム「たき火」 若木信吾監督(2010短編)

短編「ダムドガールズキャバレークラブ」川村清人監督(2017年)

CMF
凸版印刷株式会社「Shufoo!主婦革命」篇(2015)
全日空「ANA夏旅 この夏は、いちどだけ。」篇 CA役(2012)
エーザイ チョコラBB(VP)
DUNLOPタイヤ 面接官役(VP)
株式会社ダイバース『あなたがいるから、世界は色づく』母親役 榊原有佑監督(VP)

スチール
アートネイチャー ラボモ スカルプアロマ ヘアカラートリートメント(2016~)
BENETTON (2016)、ランスタッド(2014~)、TIP.X TOKYO(2014~) 他

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Q.ただいま渋谷ユーロスペースにて上映中の映画「うつろいの標本箱」、メインキャストでご出演されていますね。とっても素敵な映画ですよね。メインキャストの方が多い中、ストーリーが展開するのも魅力的なんですが映画の延長線上といいますか、監督やスタッフ、キャストの皆さんが一丸となって、映画のPR活動などされているのも、とても興味深い点でした。

A.今回の映画は、普通の作り方とは違う点や、スタッフ、キャストみんなが協力し合って映画の告知をしたり、と、特別なところが沢山ありますね。

映画作りも、オーディション後、台本を渡される前に、役者のワークショップがあって、役者がそれぞれの役をイメージして自由に演じる、という工程を経ました。

Q.そうらしいですね。撮影も、セリフがある部分と、出演者の方が自由に演じる部分とがあったとか。とても興味深いです。映画を見ていても、物語なのか、現実の中で展開する、日常のワンシーン、ワンシーンを切り取っているのか、時々わからなくなる。そんな感覚に陥りました。何とも言えないナチュラルな感じに、静かに物語は展開してきますね。今まで体験したことのない感覚で、すっかりスクリーンの中に惹きこまれてしまいました。

A.ありがとうございます。出演者の一人としてそれは本当に嬉しいですね。

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10/29(土)より、渋谷ユーロスペースにてレイトショー上映中 http://hyohonbako.com/

 

 

Q.雪乃さん演じる岡田日奈子の恋人、松島(役名)の死から、ストーリーは展開しますね。いかがでしたか?重要なのはもちろん、なかなか難しい役どころだったと思うのですが。

A.そうですね。撮影中のことなどは、いろいろ思い出されるところあります。この役を演じるにあたり、相手役の渡辺拓真さんとも想像を膨らませ、話し合いました。シナリオには書かれていない部分も多いので、「きっと、こういう恋人関係だったんだよね。」とか、共通認識を持って、それぞれに演じました。1年近く前に別れた恋人の死を知った、日奈子の本当の気持ち、というのが、どういうものなのか、多くは語られない中、自分なりに日奈子の気持ちを想像し、消化して演じました。他の役者もみな、自分の役どころ同じく想像しながら、創り上げていく作業からこの映画は始まりました。

Q.日奈子が自室に戻ると、こらえきれず、たちまち泣き崩れて、むせび泣く。そんなシーンがありましたね。たまらずに私も泣いてしまいました。松島は、別れてもなお、元恋人の日奈子に愛されていたのに。なんで死んでしまったの・・・、と思いました(笑)

A.あの泣きのシーンは、いろいろ思い出深いですね。

1年近く前に別れた恋人を、実際に今もなお愛していたか、というとさだかではありません。それよりも、彼の人生をあんな形で1人孤独に閉じさせてしまったことに対して、日奈子には悔いがあったのではないでしょうか。そんなことを想像して演じました。

女性って別れたら、カラッとしていて引きずることはあまりないですよね?(笑)でも、それって別れても、どこかで幸せに生きていると思えるからなんだなって、日奈子を演じて実感しました。

Q.そうなんですね。メイキングなども含めてお話伺うと、ますます興味深いですね。「あのシーンはそういうことだったのか!」とか思うとまた新たな気持ちで劇場に行けますね。何度も足を運んで観たくなる、そんな映画です。

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A.6人の女性と9人の男性が、メインキャストという、本当に出演者が多い、普通にはなかなかない映画だった分、それぞれの露出はそんなに多くないわけですよね。鶴岡監督はそれを、1人ひとり役者の一番輝くような、観ている人により一層伝わるような、鶴岡監督ならではの紡ぎ方で、映画を丁寧に創り上げられたのだと感じます。それをさらっとやってしまう、監督のすごいところだと思いますね。

Q.そうですね。映画を観た観客の一人である私にも、それは伝わりました。それぞれの背景が見え隠れしたり、揺れ動く心の様が、スクリーンに浮かび上がっていましたね。1人ひとりの人生、日常がちゃんと描かれていましたね。鶴岡慧子監督が、この先どんな作品を生み出すのか、私もワクワク楽しみになりました。

さて、雪乃さんは、現在は、映画を中心に役者さんとしてお仕事されていますか?

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A.モデルやテレビのお仕事も普段やらせていただいています。私自身、映画を観るのも含めて好きです。そういう意味では、この先も、映画に出演できるよう頑張っていきたい、と思っています。

Q.次の映画出演などはいかがでしょうか?

A.はい、来年1月28日から公開予定の短編映画があります。今回とはまったく違う役どころです。本当に全然違うので「うつろいの標本箱」を観てくださった方は、ぜひ、その違いも観に来てほしいですね。(笑)

Q.ぜひ次の機会にまた、映画告知で、インタビューご出演お願いしたいですね。

A.ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします!

 

今村雪乃さん出演、10月29日より公開中の映画「うつろいの標本箱」

公式サイト http://hyohonbako.com/index.html

渋谷ユーロスペース 21:00~ 上映

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AnimatoMusicartsサイト アーティストインタビューVol.12

ヘンゲンジザイ × イマムラユキノ  アーティストインタビューVol.12 女優・モデル 今村雪乃 インタビューは、下記リンクにて、ご覧いただけます。

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http://animato-musicarts.net/imamurayukino/2016/11

 

●今村雪乃さん最新情報●

短編「ダムドガールズキャバレークラブ」川村清人監督(2017.1.28~)

 

Post Author: SATSUKI

音楽・アートの記事を主に書いています。 サスティナビリティに関する観光、製品の話題をお届けする準備をしています。ゆっくり丁寧に、上質な時間を過ごせる情報をお届けしたいと思います。

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