― 誰かを想い、失い、すれ違って日々は過ぎていく ―
将来を期待される、注目の若手映画監督、鶴岡慧子が描く、
ありふれた、でもどこか特別な、若者たちの日常。
― 6人の女性、9人の男性。誰かが誰かを想い、誰かを失い、誰かとすれ違って日々は過ぎて行く ―
映画「うつろいの標本箱」(10/29(土)より渋谷ユーロスペースにて公開 21:00~
アニマート・ミュージックアーツ公式サイトにて(横浜ViaggioアーティストインタビューVol.11)映画監督鶴岡慧子氏インタビューを掲載。
(当ページ下段に、本記事リンクがあります。)
横浜Viaggioでは、下記、映画紹介にて、インタビュー記事枠の一部を抜粋して、掲載しています。
監督の言葉
黒木渚さんのライブを聴きに行き、細い身体・長い手足の全部をつかって歌う彼女の姿を見て、決して特別であろうとしない、恥ずかしさやかっこ悪さも全てひっくるめた「そのもの」を肯定しようとする、そんな姿勢に感銘を受けて私なりに紡いだのが『うつろいの標本箱』です。
決して特別な日々を生きているわけではない人物たちが、どこかでただすれ違ったり、すれ違う中で出会ったり、それが最後だとは知らずにすれ違ったりする、そんな日々の暮らしに当たり前にある瞬間を、15人の俳優たちと描いてみようと試みました。
(うつろいの標本箱公式サイト 監督コメントより抜粋)
うつろいの標本箱 公式サイト http://hyohonbako.com/
「本作は、私が作ったというより、彼ら役者のみんなが作ってくれた作品です。」
試写会後の単独インタビューが始まって間もなく、「うつろいの標本箱」の制作工程の質問に、監督はためらうことなくそう言った。
日常に、浮かんでは消える、心のうつろい、揺らぎの様が決して派手な表現なく、静かに淡々と描かれているのだが、監督のいう「役者が作った作品」とは、一体どういうことなのだろうか?
確かに、スクリーンの中で繰り広げられる、若者たちの心の模様は、現実と物語の境界線を曖昧にし、切なくナチュラルに、観る者を魅了する要素であふれていた。
シンガーソングライター黒木渚のファーストアルバム「標本箱」をモチーフに、映画「うつろいの標本箱」の作品作りはスタートした。役者が参加したワークショップから、独創的で、興味深い。今回は、短い時間ではあったが、映画公開を前に、鶴岡慧子監督に、話を伺った。
10月29日(土)より、渋谷ユーロスペースにて、レイトショー公開
渋谷ユーロスペース公式サイト http://www.eurospace.co.jp/
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鶴岡慧子監督インタビュー(横浜ViaggioアーティストインタビューVol.11)下記アニマートサイトにて掲載中↓
http://animato-musicarts.net/tsuruoka-keiko/artistinterview11