いよいよ、夏休み特集第2弾スタートです。
「大人も子どもも楽しめる科学体験♪」をキーワードに、夏休み特集は展開されます♪
関東圏内のプラネタリウムをご紹介、特に横浜Viaggio厳選プラネタリウム5施設では、詳しく施設、夏の催し等をご案内いたします。
そしてプラネタリウム特集に先駆け、当記事では、科学をとっても身近に感じさせてくれる強い味方を、横浜Viaggioの夏休み特集2016インタビューコーナーにお招きし、お話伺いました。
ご協力いただいたのは、科学実験から広げる体験型総合学習「サイエンス倶楽部」横浜教室川浪教室長。下記本文をぜひご覧ください。
~授かるものではなく、会員自らが実施していくもの。サイエンス倶楽部は、授業とは呼ばず、すべてを実習と言う~
♪川浪教室長の自己紹介♪
神奈川県藤沢市で生まれ育ち、結婚を機に川崎市に定住しています。勤め先は10年間横浜市という、生粋の神奈川県民です。でも実は大学生の間は群馬県民でした。得意な科目は、体育、理科でした。色白です。女子力が高いといわれます。似合わないと言われますが、テニスが結構上手です。科学より上手に教えられるかも知れません。いや、科学よりというより、科学的に上手にということに…。(以下、川浪先生と記す)
横浜駅西口から徒歩7分 大通りのにぎわいから一歩静かな通りに面したビルの一角にサイエンス倶楽部があります。
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町3-28-6 カーサブランカビル3F
TEL : 045-317-5340
広々とした実習室は計4つ。明るく清潔な施設を眺めてみても、子どもたちの知的好奇心と、学ぶ力が健やかに育まれるであろうことを感じずにはいられない。見学に訪れるだけでも、一見の価値があるだろう。
Q1 川浪先生にとって、理科・サイエンスって、なんですか?サイエンスをどのようにとらえていらっしゃいますか。またその魅力について、教えてください。
A) 私にとって理科は、知るのが楽しい、考えるのが楽しい。という知識欲が持てた、一番好きな科目であり、一番得意になった科目ですね。
科学というのは、もっと幅広くて、生活そのものでもあり、身近な存在であると思っています。
ゆりかごから墓場までの道中で、なんでだろう、どうしてだろうっと思い、解決し理解していくことが科学だと思います。
それをこなしていくために、語学や数学があり、発展・発達していく、その歴史が社会なのだと思います。
それを切り取って教えると理科となるんですよ。だから、すべてを包括するのが科学なのではと考えています。考え過ぎています。
~教室風景~顕微鏡を巧みに操りながら、ノートに記す様子が伺える。
Q2.川浪先生の幼少期と理科・サイエンスとのかかわりはどのようだったでしょう。想い出などありますか?
A)幼少期はとにかく昆虫や魚が好きで、図鑑を丸暗記して、同じ生物を探すのに明け暮れていました。縁の下には虫籠がずらりと並んでいました。同じカゴに入れすぎて死んでしまったり、相性が悪くて喧嘩してしまったり、直射日光で乾燥してしまったり、雨で水没したり、飼育の中で様々な環境要因や命の尊さを学んでいたのかもしれません。小学校中学年のころは、部分日食やハレー彗星が話題だったので、天体観察をしていた気がします。いたずらに近い、実験をして両親にこっぴどく叱られたこともありました…。
Q3.―サイエンス倶楽部に通われるお子さんたちについて―
A)とにかくみなさん、科学が好きです。わくわくどきどきしながら科学現象を楽しみ、驚き発見を喜んでいます。科学が好きな子だけが集まって科学を楽しむ熱気は他には無い特別な環境だと思います。
クリップが沢山ついた磁石を持ち上げている様子 いい表情ですね♪
Q4.サイエンス倶楽部に入られて、お子さんたちに変化はありますか。
A)実験の中で予想や実験、考察を繰り返すことで自分の考えというものを持つようになり、主体的な意思を持つようになります。人見知りだったのに、色々な物事に積極的に取り組めるようになったというのをよく聞きます。きっと、卒業生の中から科学の躍進に大きくかかわる人材が現れると信じています。
Q5.川浪先生が子どもたちに教える中で、心がけていること、大切にしていることなどありますか?
A)やはり、発見の喜びや驚きの、共感・共有です。先生と一緒に驚き、一緒に笑う、そんな学びこそが、子どもたちの心の根底に残り、未来への礎になっていくのだと思っています。
Q6.川浪先生が日ごろ思っていること、今後のビジョンなどありましたらぜひお聞かせください。
A)小学生のころに習っていた一番楽しかった習い事と、その先生で居れたらと思っています。子どもたちが大人になって、今度は一緒に新しい子どもたちに科学の楽しさを伝えていきたいですね。そんなことをずっと続けていきたいと思っています。
サイエンス倶楽部では、授業とは呼ばず、すべてを実習といいます。授かるものではなく、会員自らが実施していくものなのです。仮説、方法、実験、結果、考察と一連の思考プロセスを繰り返すことで、思考が育ち、実施した内容は、経験となり自信となります。
幼児教育から自然科学を取り入れていくと、おのずと小学生コースの間に中学・高校レベルの科学をも網羅していきます。サイエンス倶楽部のカリキュラムは、完全に学年別に分けられています。学年に応じたアプローチが可能になることで、知りたい、見たい、聞きたいという好奇心を的確に引き出しながら実習が進みます。月に1回2回の限られた時間でも、4,5回の思考プロセスが回ります。それを年12回、さらに6年続ければ、経験の差は歴然です。
サイエンス倶楽部について
サイエンス倶楽部が創立以来大切にしてきた理念は、「科学教育を通じて未来を担う子どもたちの創造性、社会性を育み、社会的価値を最大限に発揮できる人材を輩出することをもって社会に貢献する」ことです。
子どもたちに身につけてほしいと願っているのは、「自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力」つまり人間力です。効率性を追求した学習システムや解法のパターンを教え込むような指導では身につけることができない、試行錯誤し、自らの力で答えにたどりついた経験こそが大切であると確信しています。
そこで題材となるのが自然科学です。科学の世界には多くの驚きや発見、感動が満ちています。
興味をひきやすく、取り組みやすく、かといって結果がわかりやすいものばかりではありません。
そして、文句なしに楽しいのです。「楽しい」という興味は、考える喜びを生み、もっと知りたいという知的好奇心を刺激します。
夢中になり、楽しく集中できる時間がサイエンス倶楽部が提供している学びの場です。
サイエンス倶楽部の取り組みによる効果・実績について
一言で言うと、様々です。主体的に行動をとれるように成長していくのでしょうか、色々な分野に向けて進路をとっています。生物系の実習に刺激を受けて医者を目指す方もいれば、女の子でも、航空宇宙工学を専攻した方もいます。法学部に入って弁護士になった方もいます。私の教え子では、野球で甲子園を目指している子もいます。必ずしも理系に進路をとるわけではありませんが、自分の意思を持ってたくましく進んでいく力の原点となったのだと思います。
夏休みの特別授業、体験学習など、サイエンス倶楽部ならではのカリキュラムについて
科学を網羅しようとすると、どうしても屋内だけではやりきることができません。時にはフィールドにでて壮大な科学体験にチャレンジします。宿泊を伴う野外実習の規模は理科実験教室の中でも随一です。また、ノーベル賞受賞やホットな科学情報にスポットを当て、正規カリキュラムには無いテーマをとりあげ、実施する特別実習があります。これ、やってみたかったというものにも出会えます。
http://www.science-club.co.jp/wordpress/event/
その他、サイエンス倶楽部のPRがありましたらお知らせください。
サイエンス倶楽部は25周年を迎えようとしています。サイエンス倶楽部は進学を目的とした学習塾ではありません。科学はどこまでも続くのです。中学生コース、高校生の間も会員として所属し、実習に参加することができます。大学生になると、今度はサイエンス倶楽部の講師として新しい科学の芽を育てる側となります。サイエンス倶楽部の良さはある意味で来て観て触ってみないと伝わりきりません。ぜひ、一度、教室へ足を運んでみてください。
(当記事は川浪教室長手記ご協力によるものです)
サイエンス倶楽部 公式HP http://www.science-club.co.jp/
サイエンス倶楽部横浜教室ページ http://www.science-club.co.jp/school/kanagawa/yokohama/index.html
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8/14(日)宮沢賢治と出会う夏 星めぐりのコンサート
チケット予約
Peatix http://0814specialsummerconcert.peatix.com
いこーよサイト http://iko-yo.net/events/51514